2021.10.28
本日は紅茶の香りについて。紅茶はどのような香りが良いとされており、
それはどんな成分が関係しているのかお話します。
紅茶の香りは「重厚なバラの花」「果物のような甘い芳香」のあるものが
良いとされており、この紅茶の花香は、リナロール・ゲラニオールを主とする、
テルペンアルコールとオキサイドが重要とされています。
アッサム種から作られるセイロン紅茶は、スズランの香りの強い
リナロールが豊富です。
中国種から作られるダージリン紅茶・中国紅茶は重厚なバラの香りの
ゲラニオールが多いです。
日本茶インストラクターの試験では、
この成分の名前まで問題に出てきますので、ぜひ覚えておいてください。