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2021.03.02

良い日本茶ってどんなの?(外観)

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今回は、そもそも良い日本茶ってどういうものなの?という疑問にお答えします。

良いお茶がどういうものか分からない、という方も多いのではないでしょうか。もちろん何をおいしいと感じるかは人それぞれですが、お茶には審査方法があります。お茶を買い付けるときは、この方法を参考にしながら行っています。

皆様がお茶を買われるときにも、ぜひ参考にして頂ければと思います。

審査は、外観と内観の2つに分けて行います。今回は、外観についてご説明します。

良いお茶の「外観」

外観は、形状と色沢に分けて審査します。本来はさらに、形状は7項目、色沢は2項目に分けられますが、今回は簡易的にまとめたものをご紹介します。

形状

形状を見るときに注目するポイントは、2つです。

①細く丸く撚れ(よれ)ているもの。②茎、大型の茶、扁平の茶などが混ざっていないもの。

それぞれ具体的にどのような形状のことか写真を見て頂ければと思います。

①細く、丸く撚れている

②茎や大きい葉が多い

上記写真の②には白い茎が入っていたり、葉が平たく大きいものが多いですが、①は細く丸く撚れています。また、茎も入っていません。

色沢

次は、色を見ていきます。ポイントは2つです。

①鮮やかで艶があるか。②赤みを帯びていないか。

上記写真を見て頂きたいのですが、①は鮮やかな緑色で艶もあります。また、赤みもあまりありません。②は艶が少なく、赤みが強い印象です。(赤みが強いと黄色っぽくなります。)

まとめ

実際に見比べて頂くと、違いが分かりやすかったと思います。また、それぞれどのような味になるのか飲み比べて頂くと、より知識が深まると思います。ぜひ試してみてください。

次回は、「内観」についてご説明します。最後までお読みいただき、ありがとうございました。