2021.01.06
例えば、静岡茶や宇治茶など聞いたことがあるのではないでしょうか。
とても簡単に言うと、その都道府県で出来たお茶のことを言います。
ですので、宇治茶といっても、煎茶もあれば玉露もあったり、ほうじ茶もあったりします。ですが、産地によって少しずつ特徴も違います。
今回は、有名産地の特徴を見ていきたいと思います。静岡県、鹿児島県、三重県、京都府、埼玉県の5つです。
静岡県は言わずと知れた、お茶の一大産地。生産量も日本一多いです。
深蒸し茶が有名で、味の濃いお茶がお好きな方にオススメです。
鹿児島県は、ここ数年で一気に茶産地として有名になった産地です。土地の広さと温暖な気候を生かして、高品質なお茶を大量に生産します。
特徴としては、「被覆栽培」という栽培で、旨味が多く苦渋みの少ないお茶を作ることが出来ます。
三重県は、生産量が全国で3番目に多い茶産地です。玉露や、煎茶、番茶などいろんな種類がバランスよく生産されています。
京都府は、お茶の産地として思い浮かぶ方は多いと思います。特に、抹茶の原料になる「碾茶」や玉露、かぶせ茶などの高級茶が有名です。
埼玉県も実は、お茶の産地です。狭山茶という名前で呼ばれています。
「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」と言うフレーズがあるほど。狭山茶も深蒸しのお茶で、濃くさっと入れることが出来ます。
この他にも産地によっていろいろな特徴があります。
ぜひ飲み比べてみてください。